DETAIL
チェコの伝統的な手工芸のひとつ、ボビンレースの額装作品です。
丸い台の上に針のようなピンとたくさん立て、糸を巻いた数多くのボビンを順番に交差させて模様を織っていきます。
編み物よりずっと手間のかかる手芸で、大作になると10cmを織るのに何時間もかかったりします。
ベルギーよりチェコに伝わったボビンレースは、チェコで独自の発展と遂げ、繊細なベルギーのものとはまた違った素朴な魅力があります。
チェコのボビンレースは女の人や動物、お花など、具象が多いのが特徴。
この額装作品はとてもチェコらしい作品で、機械ではなく人の手で丁寧に作られたものです。
(私実はボビンレースを習っていたことがあるので、機械仕立てではないと胸を張って言えます。)
古いものですので、経年上のスレや傷み、汚れがございます。
作品とガラスを紙で額装していますので、角が傷んですりきれています。
裏面にぶら下げる用の紐通し部分が作られていますが、糊で固められていて残念ながら使えません。
画像のように立てかけてお使いいただくか、壁掛けとしてお使いの場合は金具をお取り付けください。
サイズ:縦25.6cm×横21.2cm×厚み0.8cm