DETAIL
チェコスロヴァキア時代に作られたヴィンテージのガラスの花瓶です。
おそらく1910〜30年代ごろに作られたアールデコ時代のもの。
この時代とても人気があり評価が高かったINGRIDと同じく、上部は透明ガラスで本体はすりガラス加工が施されています。
裏面にはオリジナルのシールが残っており、「ハンドメイド、デスナーのガラス細工、チェコスロヴァキア」と書かれています。
デスナーはヤブロネッツから15kmくらいの場所で、18世紀からガラス工場があるボヘミアガラスの中心地です。
こちらは、自然光の下では紫色に、蛍光灯の下では水色に見えるアレキサンドライトガラスと呼ばれているガラスです。
こちらの花瓶は赤味が強いピンク紫色をしたタイプのアレキサンドライトガラスで、当店でよく販売している色合いよりも赤っぽいため、蛍光灯の下でも少し紫色がかっています。
きれいな水色になるというよりは、彩度が落ちる感じに色変化をします。
アンティークショップで買い付けた古いものです。
経年による細かい傷やスレがございます。
製造時にできた不純物の混ざりや気泡がございます。
また、手に触れやすい部分のすりガラス加工が取れてきていますが、古いものならではの味としてお楽しみください。
サイズ:約 直径6.5cm×高さ8cm