DETAIL
東ドイツ時代のくまのぬいぐるみです。
まるいお顔に目と鼻が下部に寄ったベビーフェイスをしたクマさん、にっこり笑った笑顔がとても可愛いです。
珍しい薄いベージュ色のファーと、ちょっと離れ目なお顔が愛嬌があってお気に入りです。
東ドイツ時代に東ベルリンにておみやげ物として販売されていたベルリンベアです。
ベルリンの紋章が横向きのクマの上に王冠が乗っているデザインであるため、それにちなんでこのベアも頭には小さな王冠をかぶっています。
首に下げているペンダントの片面にはベルリンの紋章が、もう片面にはブランデンブルグ門と「東ドイツの首都ベルリン」の文字が刻まれています。
目と鼻はプラスチック製、両手両足、首にジョイントはなく、可動しません。
頭は木綿で硬い触り心地、体は布綿かウレタンのようなもので柔らかい触り心地です。
オリジナルの王冠、ペンダント、お花とパーツはすべて揃っています。
古いものですので、経年による汚れや傷みがございます。
鼻のペイントのトップ部分がほとんど消えていて、また鼻のパーツの製造時にできたものだと思いますが穴が開いています。
穴の開いたパーツでも気にせず使って仕上げて出荷して、そして購入した人がいたのか…と思うと、この時代ならではユルさを感じますね。
全体的にファーの薄汚れや、くったり感はございますが、古いものの味としてお楽しみください。
サイズ:約 身長19cm×横9cm×厚み6cm