チェコスロヴァキア時代に作られたお人形です。
お洋服にフェルトが使われた人形は、チェコでしばしば見つかるヴィンテージアイテムです。
警察や探偵、煙突掃除夫など以外にも、動物や何か良くわからない生き物まで、いろいろな種類が作られていたようです。
こちらは、1963年に始まり今も続くチェコの子ども向けテレビ番組「VECERNICEK(ヴェチェルニーチェク)」のキャラクターのお人形です。
「ヴェチェルニーチェク」とは「小さな夕刊」「夕刊ちゃん」という意味。
名前の通り夕刊で作られた帽子をかぶり、手には夕刊を持っています。
番組の初めに登場して「始まるよ〜♪」と言い、また最後に登場して「おやすみなさい〜♪」と言って去っていきます。
チェコ人なら誰でも知っているキャラクターです。
ヴェチェルニーチェクのイラストを担当したのは、「山賊ルムツァイス」の生みの親でもあるラデク・ピラシュ。
ヴェチェルニーチェクは、星のようなつぶらな瞳が特徴で、このお人形も目が星の形をしています。
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古いものですので、経年による汚れや傷みがございます。
袋に入ったままのデッドストックを買い付けましたが、撮影のため開封いたしました。
フェルトに毛羽立ち、ボンド跡の多少の変色はございますが、ヴィンテージドールの中では比較的状態良好です。
サイズ:身長10cm×横5cm×厚み6cm