DETAIL
型に溶かしたガラスを流し込み圧をかけて成型するプレスガラスという手法で作られた花瓶です。
不透明な紫色は、鉱石を模して作られたボヘミア地方ならではの色のうちのひとつで、チェコでは「アメジストガラス」と呼ばれている色です。
製造時のガラスの流し込み具合で一つ一つ色の出方が異なるところも魅力です。
同じ手法で現在も製造することが可能なため、製造年をはっきりと特定することは難しいのですが、この色は現在は作られておらず、こちらもアンティークショップで買い付けたものです。
アメジストガラスの中でも淡い色で、あまり見かけない優しい色が美しいです。
古いものですので、経年による多少の汚れや傷みがございます。
プレスガラスならではのシワやムラ、気泡、製造時にできた縁のバリや僅かなカケがございますが、味としてお楽しみください。
サイズ:サイズ:縦10.5cm×横5.2cm×厚み4.5cm