DETAIL
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こちらの商品は展示の会期に合わせ、1/19(日)19時までの販売となります。
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ポーランド北東部の小さな村、ヤノフ村の伝統的な織物です。
18世紀から村の女性達が代々受け継いできたこの二重織りの織物は、羊毛を洗い糸車で糸を紡いで、大きな織り機を使って手織りで作られてきました。
図案集や作り方の手引書もないヤノフ村の織物は、織り手が完成図を頭の中でイメージし、織りながら作っていく、それぞれの織り手独自の織物です。
こちらは村一番のベテランのテレサ・プリズモントさんが織られたタペストリー。
10代の頃から織りをはじめ、80代後半になった今も朝4時に起きて糸を紡ぎ、6時から17時までは織り機に向かう生活をなさっているテレサさん、ポーランドの伝統工芸家として最も栄えある賞、オスカル・コルベルグ賞も受賞なさっています。
「追憶」と名付けられたこちらは、博物館の保管されていた1800年代の同タイトルのタペストリーをオマージュしてテレサさんがデザインされたもので、伝統的な幾何学模様や植物、動物が織り込まれたクラシカルなスタイルです。
更に、テレサさん自らが紡いだ糸が経糸にも緯糸にも使われており、古典の良さを現代に伝えてくれる一枚です。
黒羊と白羊の色そのものの色で、染めていない天然の色と質感が楽しめます。
右下にテレサさんのサインが織り込まれています。
手織りの織物ですので多少の歪みや織りミスは味としてお楽しみください。
また二重織りは、表裏2面に経糸をはり、緯糸を交替で織って作られた複雑な織物です。
写真ではこの微妙な色合いが再現できていないと思いますが、ご了承くださいませ。
サイズ:約 横90m×縦91cm