チェコ西部の町、カルロヴィ・ヴァリ近郊で作られていたピンクポーセリンです。
ピンク色の磁器はこのエリアの特産品で、1990年代に非常に人気がありました。
基本的には箱入りで販売されていた高級品で、日用品とは異なるものです。
こちらはピンクポーセリンの多くを製造していたH&C社製。
ホドフという町にあったH&C社は1811年から続く老舗の陶磁器メーカーでしたが、残念ながら2013年に倒産してしまったため、現在ではチェコへ行ってもこのピンク色の磁器を手に入れることは難しくなっています。
花びらのような形のソーサーと、お花のような形のカップが、印象的でとても美しいカップ&ソーサーです。
少し小さめのデミタスカップくらいのサイズ感で、置いてあるだけで絵になります。
縁と取っ手の金彩部分はハンドペイントで絵付けされています。
底面にはH&C社のロゴと、品番、チェコスロヴァキア製であることがプリントされています。
底に印刷されている品番は製造時期によっても異なるようで、カップとソーサーの品番が異なる場合がございますが、おそらく元々の販売時からこうなっていたと思われます。
ご了承ください。
ピンクポーセリンなど東欧の民芸品を集めたページはこちら☆
古いものですので、製造時の多少の歪みや釉薬のムラ、経年上の多少の汚れや傷、金彩のスレなどがございます。
在庫が2点ございます。カップ&ソーサー1点のお値段です。状態はほぼ同じですので、どちらが届くかは当店にお任せください。
サイズ:約 カップ直径7.7cm×高さ6cm×横9cm ソーサー直径13cm