DETAIL
文・Jiri Trnka, Erik Kolar, Kamil Bednar
絵・Jiri Trnka テキスト・チェコ語
1958年にベルギーのブリュッセルで開催された万博でチェコスロヴァキア館は最優秀パビリオン賞などをはじめ数々の賞を受賞しました。EXPO58というメモリアルブックなどもそうですが、この年と翌59年はチェコスロヴァキアの文化を総括するような良質な書籍が多く出版されています。前置きが長くなりましたが、こちらもそんな一冊。チェコの人形劇とパペットアニメーションの流れについて詳しく詳細された一冊です。といっても堅苦しいものではなくマルシェンカ(上段右端のイラスト)という女の子がナビゲーターとなって、数々の写真とともに作品が紹介されています。資料的な価値もかなり高く、チェコの人形劇、アニメーションについて興味がある人にはかなりオススメです。特にエリック・コラールによる「マチェイ・コペツキーからイジー・トゥルンカまで」というテキストは必見です。テキストが英語なので「読める」というのもポイントですね。ちなみにフランス語版もあります。
全52ページ、ほぼ全ての見開きにイラストと写真があります。表紙カバー欠損。経年の傷みはあるものの比較的状態良好です。
チェコ絵本:古本 サイズ:30×24 SNTL