チェコスロヴァキア時代に作られたガラス製の香水瓶です。
1960〜70年代に作られたもののデッドストック。
装飾の美しい大きなフタと厚みのある本体部分というデザインは、1910〜30年代にボヘミア地方で多く生み出され、アートガラスとして世界的に評価され人気を博しました。
こちらは戦後に製造されたものだそうですが、戦前のデザインを踏襲しており、型自体は戦前に作られたものを使用したのではないかと思います。
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こちらは、自然光や白熱灯の下では紫色に、蛍光灯の下では水色に見えるアレキサンドライトガラスでできています。
溶かしたガラスを型に流し込み圧をかけて成型するプレスガラスという手法で作られています。
プレスガラスならではのガラスの細かい気泡やムラ、シワがございます。
下部はもちろん、蓋の部分もプレスガラスで作られているため、側面に継ぎ目がございます。
ギザギザとした細かいデザインの側面に継ぎ目があるため、製造時にできたバリの部分を取る際に細かいカケができてしまっていたり、多少凹んでいる箇所があったりします。
薄紙に包まれた状態で保管されていたデッドストックを買いつけましたが、詳細画像で矢印で示している部分などに細かいカケがございます。
また蓋と本体のかみ合わせが少し悪く、多少蓋がグラグラします。
古いものならではの味としてお楽しみください。
サイズ:縦16cm×横7cm×厚み7cm