DETAIL
チェコ北東部にあるボヘミア地方のガラスの歴史はとても古く、すでに9世紀にはガラスビーズによる装飾品が作られていたと言われています。
この地域では、食器や置物、花瓶など幅広いアイテムが作られていましたが、ビーズやボタン、ガラスストーンやそれらを使ったジュエリーも豊富に作られていました。
こちらのネックレスは、白色のウランガラスと、グレーに青や赤が細く混ざったマーブルガラスのビーズが使われています。
じっくりと見ると、ビーズの形が不ぞろいで、そこがまた愛おしいです。
マーブルのガラスは製造時にできた穴が粒粒と開いていたり、色も形もかなり個体差がございます。
どのようなものが届くかは、当店にお任せください。
1930年代に作られたものだそうで、クリップのような簡易な作りの留め金が使われています。
開閉は簡単にできますが、錆びも出ていますので、この金具に現行品の金具を取り付けて使用するのもアリだと思います。
古いものですので、経年による汚れや傷みがございます。
倉庫に眠っていたストックを買い付けましたので、在庫が複数ございます。
この時代のネックレスは、ワイヤーやテグスではなく糸を通して作られています。
状態はどれも完璧とは言えません。
金具に錆のあるもの、ビーズの形に歪みがあるもの、糸が伸びたのかビーズとビーズの隙間に糸が見えるものなどなど…。
当店での糸の交換や金具の交換は致しておらず、状態を反映した価格に設定しております。
経年による劣化で切れやすくなっている可能性がありますので、引っ掛けないようお気を付けください。
金具に直接糸が通されていますので、この部分を接着剤等で補強した方が長くお使いいただけると思います。
サイズ:約 長さ42cm