DETAIL
チェコ北東部にあるボヘミア地方のガラスの歴史はとても古く、すでに9世紀にはガラスビーズによる装飾品が作られていたと言われています。
この地域では、食器や置物、花瓶など幅広いアイテムが作られていましたが、ビーズやボタン、ガラスストーンやそれらを使ったジュエリーも豊富に作られていました。
こちらのネックレスは、赤青緑の三色をマーブルに混ぜてからカットしたガラスビーズが使われています。
この三色が入ったガラスストーンはアイリスガラスと呼ばれて色んなジュエリーが作られていました。
透明のガラスに三色を混ぜてから切り出すため、色の混ざり方にはかなりバラつきがあり、このネックレスに使われているビーズのほとんどはクリアにぼんやりと色が混ざっている感じです。
トップのガラスも透明に水色が混ぜられたガラスで、とても綺麗です。
古いものですので、経年による汚れや傷みがございます。
この時代のネックレスは、ワイヤーやテグスではなく糸を通して作られています。
当店での糸の交換や金具の交換は致しておらず、状態を反映した価格に設定しております。
経年による劣化で切れやすくなっている可能性がありますので、引っ掛けないようお気を付けください。
サイズ：約 長さ40cm
