DETAIL
チェコのアンティークショップで買い付けた古い陶器の壁掛けです。
プラハの有名な幼子イエス像が描かれています。
この「プラハの幼子イエス像(Prazske Jezulatko)」は16世紀にスペインで作られ、1603年にプラハに入り、1628年からプラハのマラー・ストラナ地区にあるカルメル会の勝利聖母マリア教会の宝として崇められてきました。
下部には「BAMBINO DI PRAGA」と文字が入っています。
優しい素朴な陶器の質感が、モチーフととてもよく合っています。
裏面にくぼみがあり釘などに引っ掛けて壁掛けとして飾ることができるようになっています。
ただくぼみが浅いので地震のある日本では少し危険かなと思います。
お店では黒いブックスタンドで立てて飾っていました。
古いものですので、経年上のスレや傷みがございます。
表から見ていると分かりませんが、裏面の上部にハマグリ状に1cmほどカケがございます。
また縁に小さなカケ、イエス像の防止の部分に二か所ほどアタリ傷と思われる表面が剥離して中の陶器が見えてしまっている部分がございます。
完璧な状態ではありませんが、素朴な土っぽい陶器ですので傷があまり目立たず、味としてお楽しみいただければと思います。
サイズ:約 直径19cm×厚み1cm