DETAIL
チェコ北東部にあるボヘミア地方のガラスの歴史はとても古く、すでに9世紀にはガラスビーズによる装飾品が作られていたと言われています。
この地域では、食器や置物、花瓶など幅広いアイテムが作られていましたが、ビーズやボタン、ガラスストーンやそれらを使ったジュエリーも豊富に作られていました。
まったりとしたミルクティー色のガラスで作られた大きなガラスカボション、横向きの女性の髪の毛や洋服のシワまで細かく表現されていて、とても凝った作りです。
売り主によると戦前に作られた古いものだそうです。
女性の背後のこげ茶色の部分はハンドペイントで塗られているため少しムラがありますが、古いものならではの味わいを感じます。
ねじった装飾のある枠組みに接着されていて豪華な印象です。
大きめですが、それほど重みは気になりません。
クラッシックな雰囲気ですので、シャツの首元につけても、ストールを留めるためにつけても、似合います。
古いものですので、経年による多少の傷みや汚れ、変色がございます。
元々のカボションの状態のときに、向かって左下部分がえぐれた状態だったようで、金属との間に少し隙間が空いています。
また、首元や右下あたりに、カボションを製造したときにできたガラスのシワなどが多少ございます。
写真ではわかりにくいのですが、カメオの女の人に対して裏面のピンの針がナナメにつけられています。
ご了承ください。
サイズ：約 縦5.2cm×横4.2cm×厚み1.5cm
