DETAIL
チェコのアンティークショップで買い付けたヴィンテージのグラスです。
こちらは1970〜80年代に流行した、もともとはマスタードが入っていたグラスです。
マスタードを食べ終わった後、入れ物がそのままコップとして使えるというのが人気だったようで、当時たくさんの柄が作られました。
色々な柄がありますが、形はどれもこのストンとした円柱形で、この大きさとミニサイズの2種類。
きっと気に入った柄があるとついつい買ってしまって、よく売れたのでしょうね。
使いやすいサイズで、普段使いのグラスにピッタリです。
こちらはかなりレアな当時の蓋つきです。
グラス本体には「ORIENTALNI(オリエンタルな) HORCICE(マスタード)」と書かれており、背面には成分表示と当時の価格7.60Kcsがプリントされています。
ガラスに販売価格を印刷してしまうなんて現代ではあまり考えられませんが、共産主義時代はどのお店でも政府の定めた小売価格で販売していましたので、パッケージに価格が印刷されているのは珍しくありませんでした。
当時の生活が垣間見える興味深いグラスです。
このシリーズは縁が金縁のものが多いのですが、こちらは元々金色のペイントは施されていません。
古いものですので、経年による多少の汚れや傷みがございます。
プリントに多少のずれや歪み、縁のペイントにムラ、ガラスに気泡などが入っていますが、古いものの味としてお楽しみください。
※グラス1点のお値段です。複数個セットではございません。
サイズ:約直径6.5cm×高さ10.4cm