ボヘミアガラスで有名なチェコの町、ヤブロネッツで作られたガラスボタンです。
炉で溶かしたガラス棒を金属の型で挟み形を作り、縁を研磨し、ハンドペイントで色付けをし焼成をして作られています。
工程ごとにそれぞれの職人さんがいて、全て手作業で行われています。
残念ながら現在は工房も職人さんの数も減り、特に成型をする職人さんはもう数名しかいらっしゃらないそうです。
表は形にそってお花は赤と緑で、小鳥の羽根はピンクと青で、小鳥の顔や木の枝はゴールドでペイントが施されています。
かなり細かく塗り分けられていて、とても手間がかかっています。
また黄緑色の透明ガラスの裏にシルバーを塗ることで、シルバーが透けて奥行きのある仕上がりになっています。
十字に穴のあいた金属シャンクです。
無理やりシャンクを外して貼り付けパーツでイヤリングなどに仕立てることも可能ですが、外す時にガラス自体が割れないようご注意ください。
樹脂粘土などでシャンクを囲み、貼り付けパーツを貼り付ける土台を作る方法もあります。
ブラックライト(強い紫外線)を当てると蛍光に光るウランガラスで作れらています。
ウランガラスは1830年代に製造され始めたと言われています。
透明のガラスに黄色のウランを混ぜることで作られた美しい透明な黄色や緑のガラスは、1940年代に入りウランが原子力に利用されるようになると製造されなくなり、現在では民間でウランを取り扱うことが難しいため、ごく少量が生産されているのみとなっています。
※ごく微量のウランですので、人体に悪影響は全くありません。
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新品ですが、手作りのため個体差がございます。
ペイントや裏の箔のムラ、色の濃さ、縁に多少の凹み、形の僅かな歪みなどがございますが、手作りの味としてお楽しみください。
※ボタン1個のお値段です。
サイズ:約 直径22mm