口の刺繍が左右対称になっていないので、なんだかニヒルな印象のクマさんです。
横向きのクマの上に王冠が乗っているデザインであるベルリンの紋章にちなんで作られたため、頭には小さな王冠をかぶっている…はずですが、この子は紛失してしまっています。
元々は紙製の王冠がボンドか虫ピンのようなもので付けられているのですが、ボンド跡はなく綺麗なのでおそらく虫ピンで留められていただけだったのでしょう。
タスキも本来は虫ピンで固定されているのですが、ボンドでがっちり固定されています。
子供へのプレゼントだったのでしょうね。虫ピンが危ないので親が外したのかなと思います。
当時の様子を想像すると、王冠がないのも許せます。
素材や作り方から東ドイツ時代に作られたものだと思われます。
目と鼻はプラスチック製、中綿はおそらく木綿で硬い触り心地です。
両手両足はジョイントで可動しますが、首は固定されています。
古いものですので、経年による汚れ、摩擦による傷みがございます。
白いファーですので全体的に薄汚れが目立ちますが、ベア本体には破れなど大きなダメージはございません。
口の刺繍がスレて多少けば立っています。
王冠の紛失も含め、お値段に反映しております。ご了承ください。
サイズ:約 身長31cm×横19cm×厚み10.5cm