暗闇でブラックライトを当てると蛍光を発するウランガラスは1830年代に製造され始めました。
ガラスにウランを混ぜることで作られた美しい透明な緑や黄色のガラスは
ウランが原子力に利用されるようになる1940年代までの間、ヨーロッパや米国でたくさんの製品が作られました。
現在では民間でウランを取り扱うことが難しいため、ごく少量が生産されているのみとなっていますが
それゆえヴィンテージアイテムとして非常に人気があります。
※ごく微量のウランですので、人体に悪影響は全くありません。
一つ一つ型にガラス質を流し込み、圧力をかけて成型し、ハンドペイントで色付けされています。
現在も同じ作り方でガラスボタンは作り続けられていますが、
安いプラスチック製のボタンの勢いに負けてしまい、生産数は減り、職人の数もかなり減ってしまっています。
何十年も同じ手法で同じものを作り続けているため
ボタンを見ただけでは製造年が確定できませんが
新品ではなく、倉庫に何十年も眠っていたデッドストックを買い付けています。
自然光の下では乳白色のエメラルドグリーンで、縁に点々と金色のペイントが、中心にえんじ色のペイントが施されています。
多面的なカットが美しく、7枚のハート型の花びらが組み合わさったようなカッティングです。
少し大きめサイズで直径は26mm、厚みもガラス部分のみで6mmくらいあります。
帽子やバッグのワンポイントに、またはアクセサリーに加工しても良さそうです。
シャンクの穴が小さいためゴムは通りそうにありませんが、ゴムに縫いとめてヘアゴムにしていただいても素敵です。
古いものですので、経年による傷みや汚れ、金属部分に多少の変色がございます。
圧力をかけて成型する際にできたヒビのような亀裂がある場合がございます。
またハンドペイントですので色付けに個体差がございます。
状態が良いものからお送りします。ご了承ください。
※ボタンおひとつのお値段です。複数個セットではございません。ご了承ください。
※洗濯機でお洗濯をしてしまうと、ペイントが剥離する可能性がありますのでご注意ください。
サイズ:約 直径2.6cm×厚み0.9cm